当院でできること
専門性を活かした各種検査

オープン検査(画像検査受託)
狭山尚寿会病院では、高性能な画像診断装置を活用し、地域医療機関との連携と地域医療の活性化に貢献しています。20年以上にわたる画像検査受託の実績を持ち、多くの医療機関との信頼関係を築いてきました。診療科目を問わず、あらゆる画像検査のニーズに対応し、精度の高い画像と専門医による質の高い診断レポートを迅速にご提供いたします。
全身検索DWIBSドック
がんの早期発見を目指した全身MRI検査「DWIBS(全身拡散強調画像)」を実施しています。全身を一度に撮影でき、放射線被ばくの心配がない、無痛で体に優しい検査です。異常の早期発見をサポートします。
検査一覧
・検体検査
生化学検査、血液検査、一般検査、細菌検査、病理検査、輸血検査を行っています。
血液や尿などの試料を用いて、病気の診断や健康状態のチェックを行います。
・生理検査
心電図、呼吸機能検査、聴力検査、眼底検査、眼圧検査、超音波検査(エコー検査)を行っています。
これらの検査で身体の状態を可視化し、的確な診断をサポートします。
・内視鏡検査
胃内視鏡や大腸内視鏡検査を実施しています。
食道や胃、大腸の内部を確認することで、ポリープや炎症、がんなどの早期発見が可能です。必要に応じて組織を採取し、さらに詳しい検査も行います。
自立・生活支援サービス

通所リハビリテーション「野の花」
通所リハビリテーションでは、自宅で生活を送っている要介護者(介護度1~5の方)が、より自立した日常生活ができるよう支援するサービスです。『支えていこうその人らしい人生を』を目標とし、より多くのご利用者様に適切な生活リハビリを提供します。あわせてご家族様の支援を行い、安定した在宅生活の継続を応援します。
認知症専門デイケア「デイケアあさひ」
認知症のある方を対象とした医療保険のデイケアです。多職種の専門職が利用者様それぞれの病状にあわせたリハビリやケアを、個別または集団で実施。丁寧なサポートで心身にアプローチしていきます。
介護保険未申請の方、他の介護保険サービスをご利用中の方も併用してご利用いただくことが可能です。住み慣れたご自宅で、その方らしくお過ごしいただけるよう支援します。
軽度認知症リハビリテーション(いきいきクラブ)
認知症早期の方を対象とし、認知症進行の抑制と生活支援を行います。仲間同士が集まり、楽しみながら行うプログラムを通して心身を活性化させ、いきいきとした毎日を送れるように支援します。
認知症への取り組み

認知症疾患医療センター(埼玉県指定)
認知症に関する「専門医療相談」「鑑別診断」「行動・心理症状への対応」「講座や研修などの情報発信」「家族会」「ピアサポート(当事者支援)」などを行い、地域の医療・介護関係者と連携を図り、地域の認知症疾患対策の拠点となります。
認知症地域支援推進員
認知症の人やその家族が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、地域における支援体制の構築を進めます。 全ての市町村に配置されており、当院の精神保健福祉士が委託を受けています。
認知症初期集中支援チーム(狭山市指定)
狭山尚寿会病院の専門職と担当圏域の地域包括支援センター職員でチームを組んで、認知症によって生活に支障が出ている方を対象に一定期間支援を行います。その後、必要な医療・介護サービスにつなげます。
認知症カフェ(オレンジカフェのどか)
認知症の方とそのご家族様、近隣の地域の方々、専門スタッフが集まり、楽しいひと時を共に過ごしながら、情報交換や相談ができる場です。狭山尚寿会病院が主催する『オレンジカフェのどか』では、心休まる「のどか」なひと時を過ごしながら、認知症に関わる悩みや心配ごとにお応えする認知症カフェを目指しています。どなたでも参加できますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
家族会
認知機能低下に伴う症状への対応に苦慮されているご家族様が多数いらっしゃいます。当院では、ご家族様を支援する「家族会」を開催しており、病気への理解を深め、その不安や迷いを同じくするご家族様同士が交流できる場を提供しています。
患者様とご家族様へのサポート

患者送迎サービス
当院へ転院される際に、介護タクシーがなかなか手配できない、料金が高額になる、吸引などの医療行為が必要な場合はさらに費用がかさむ…といったお悩みを抱える方が少なくありません。そこで当院では、転院時の負担を軽減するため、看護師が同乗する無料の患者送迎サービスを開始いたしました。
不在者投票
当院は不在者投票の指定病院となっております。入院患者様ご本人に投票の意思があった場合、事前の申し込みにより院内での期日前投票が可能です。
患者サポート相談窓口
患者様やご家族様とより良好な関係を築くために、狭山尚寿会病院では患者サポート相談窓口を設置しております。入院中の患者様やご家族様の疾病に関する医学的な質問、並びに生活上及び入院上の不安等のご相談を受ける窓口となっております。
相談をご希望される方は、お電話または受付にお申し出ください。
在宅生活のサポート

レスパイト入院
レスパイト(Respite)とは「小休止」「休息」「息抜き」を意味します。 在宅で療養されている患者様のご家族様(介護者)が日々の介護に疲れを感じ、介護の限界を超え介護不能となることなどを予防するための入院をレスパイト入院といいます。 当院では介護者の休息に加え、諸事情(冠婚葬祭・疾病等)で一時的に在宅介護が困難になる場合にもご家族様を支援し、在宅医療を支えるためレスパイト入院の受け入れを行っております。神経難病や人工呼吸器の方の受け入れも対応しております。
リハビリ入院
在宅での生活を継続したいが、徐々に身体機能や日常生活動作(ADL)が低下してきた方を対象に、入院による身体機能の改善と、ご家族の介護負担軽減を目標とした短期集中的なリハビリを提供します。
幅広い治療に対応する入院受入体制

人工呼吸器
当院では、人工呼吸器を装着している患者様も積極的に受け入れています。
当院の専門チームが、患者様お一人おひとりに寄り添ったケアを提供いたします。
※NPPV、BIPAP、CPAP、ASV対応
※夜間無呼吸症候群によるCPAPは不可
腹水穿刺(CART)
腹水濾過濃縮再静注法とも呼ばれる、腹水症の治療法です。腹腔内に針を刺して腹水を抜き、細菌やがん細胞、血球成分を取り除いた後に、アルブミンなどの有効成分を濃縮した腹水を静脈に戻していきます。
人工透析
埼玉県西部地区には入院設備を有する透析施設が少なく、地域からの要望を受け平成26年4月に透析室を開設しました。ベッド数は10床で入院透析のみを受け入れております。 定員は28名で、回復期リハビリテーション病棟でのお受け入れも可能となっております。
穿刺困難な患者様の負担を軽減するため、エコー下穿刺を導入しています。
IVH(PICC)
腕から挿入する中心静脈カテーテルです。他の中心静脈カテーテルと比較して、腕から比較的簡単に挿入でき、挿入後の感染などのリスクも少ないのが特徴です。
当院では、PICCを挿入している患者様の受け入れにも対応しております。
歯科治療
敷地内に歯科を併設しているため、入院中に歯科治療を受けることができます。病棟からの依頼に応じて、口腔ケア・歯科治療・摂食嚥下評価・食形態指導を実施します。