健康診断・人間ドック

全身がん検索 DWIBSドック

全身がん検索 DWIBSドックとは高性能 MR 装置を利用して、ほぼ全身にわたる頸部〜骨盤部(首から足の付け根付近)までの広い範囲を撮影する全身がん検査です。がんの早期発見を目的とし、被ばく無し、痛み無しで行える検査として現在注目を集めています。

このような方にオススメ

  • 気軽に全身のがんスクリーニング検査をしたい方
  • 身内にがんの人がいる方
  • 糖尿病でPET-CTが出来ないけど、全身がん検査をしたい方

受診詳細

所要時間 1時間 費用 40,000円(税込)

検査項目

頸部〜骨盤部 MRI検査 DWIBS撮影 身体の断層撮影
血液検査 各腫瘍マーカー
ProGRP、CYFRA、AFP、CEA、CA19-9、PSA(男性のみ)、CA-125(女性のみ)

DWIBS(ドゥイブス)検査について

DWIBS
= Diffusion-weighted Whole body Imaging with Background body Signal
「全身拡散強調画像」

DWIBSってどんな検査?

DWIBS検査とは高性能MRI装置を利用して全身(頸部・胸部・腹部・骨盤部)の広い範囲に渡ってがんや転移がんを探す検査です。 この検査法は2004年に日本人医師によって提唱・開発された新しい検査法です。

DWIBS

DWIBSとPET-CTは何が違うの?

DWIBSと同じく、全身のがんを検査する方法としてPET-CTが有名です。 PET-CTは核医学検査の一種で、放射性薬剤を注射で体内に投与し、ブドウ糖代謝の亢進がないか(がんは糖代謝が高い)を検査します。 一方DWIBSは高性能MRI装置を利用した、注射をする必要がなく、放射線被ばくも無い検査です。 がん細胞が急速に増殖すると、細胞の密度が高くなり、細胞間の水分子の動きが悪くなります。水分子の動きが良い正常細胞と比較し、動きの悪い病変部を描出する検査法です。

DWIBS

DWIBS検査がオススメな方

DWIBS検査もPET-CT検査も、頸部・胸部・腹部・骨盤部の体幹部をほぼカバーする全身がん検索ですが PET-CT検査ではブドウ糖代謝が亢進しないタイプのがんは不向きとされており、DWIBS検査では細胞の密度が低いがんは不向きとされています。どちらの検査も向き不向きがありますが、DWIBS検査ではPET-CT検査で不向きな腎臓・尿管・前立腺などの尿路系がんの診断に適しています。 また、PET-CT検査が受診不可な腎疾患がある方も安心してDWIBS検査は受診することができます。PET-CT検査が受診できない方や、気軽に全身のがん検査をした方におススメの検査です。

DWIBS検査の弱み

肺がんや胃がんなどはDWIBS検査では苦手とされています。 MRI検査ですのでペースメーカ装着された方などMRI室に入室が禁忌な方は受診ができません。 また、PET-CT検査やDWIBS検査では、炎症などがん以外の病変も描出されることが通常です。 発見された病変がすべてがんというわけではなく、診断で疑いのあるところは改めて精査が必要な場合があります。

狭山尚寿会病院人間ドックコース「全身がん検索 DWIBSドック」

狭山尚寿会病院人間ドックコースの「全身がん検索 DWIBSドック」では、全身DWIBS検査及び全身MRI断層撮影と各種腫瘍マーカーの検査を行い、早期がんの発見率の向上を目指しています。

一度全身のがん検査を行いたい方や、病気のリスクが気になる方はご気軽にご相談ください。

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